生産技術者サラリーマンの日々

社畜サラリーマンが生産技術やお金の悩みを徒然と書くブログです。私の備忘録が共有できるとうれしいです

【三菱16ccl-m】CC-LINK 設定方法について


目次

1 システム構成

システム
FX3U-16ccl-mをマスタ局として、リモートI/Oとインテリジェントデバイス局の2つと接続しましたが、GX Works2の設定を行いました。

inusan0424.hatenablog.com

2 設定方法

2.1 ハード設定

マスタ局は、×10を「0」 ×1を「0」
速度を選択(自分は10Mで運用するので、「E」を選択)
ハード設定

dl.mitsubishielectric.co.jp

2.2 パラメータ設定方法

①プロジェクトからCC-LINKを選択
CCリンク

②接続ブロック「あり」を選択してアクテイブにする。
③総接続台数を入力(今回は、2台)
④局情報を選択
CCリンク設定2
⑤接続する機器の情報を入力
今回は、リモートI/Oは、1局(入力16点、出力16点)と
IAI リモートインテリジェント局が4局(入力64点、出力64点)となります。
CCリンク3

設定自体は以上です。
接続したい機器が何局及び局の識別が分かれば簡単に接続できます。

3.ラダーの記述方法

本当は、通信状態などの情報を取得して、通信が確立したことを条件に入れるべきでしょうが、サクッと運用したい場合は、下記のラダーを一文書くだけでデータの送受信ができ、自動でデータがはいってきます。

ラダー1

■接点データの受信(外部機器→マスタ)
16ccl-mの接点データの先頭アドレス「H0E0」からM1000を先頭にK6(16 点×6つ)分のデータを受信する。

■接点データの送信(外部機器←マスタ)
16ccl-mの接点データの先頭アドレス「H160」からM1200を先頭にK6(16 点×6つ)分のデータを送信する。

■デバイスデータの受信(外部機器→マスタ)
16ccl-mのデバイスデータの先頭アドレス「H2E0」からD1000を先頭にK20(D1000~D1020)分のデータを受信する。

■デバイスデータの送信(外部機器←マスタ)
16ccl-mのデバイスデータの先頭アドレス「H1E0」からD1200を先頭にK20(D1200~D1220)分のデータを送信する。

https://blog.hatena.ne.jp/inusan0424/inusan0424.hatenablog.com/config/design/detail