中間管理職になってから、毎年のように思う。
評価ほど“正しさ”と“人間関係”の間で揺れる仕事はない。
制度としては合理的に見えるのに、実際に点数をつける側に回ると、
どうしてこんなに胃が重くなるのか。その理由のひとつが、自己評価が高めの課員に、
現実の点数をどう伝えるか という問題だ。
「そこまでじゃないんだよな…」をどう伝えるか
自己評価が高い人は、自信もあるし、実際に努力している。
だからこそ、否定はしたくない。
でも正直に言えば、
「あなたが思うほど突出はしていない」
と感じる場面はある。
ただ、それをそのまま言えば角が立つ。
かといって曖昧に濁すと納得してもらえない。
さらに、会社の評価制度には 絶対評価と相対評価の矛盾 がある。
成果が悪くなくても、分布調整の都合で点数を下げざるを得ないこともある。
この“説明しづらさ”が、毎回の面談を難しくする。
高くつけても、低くつけても悩ましい
意外かもしれないけれど、
高い点数をつけるときも苦しい。
「8点です」と伝えても、
「いや、私は10点のはずだ」
と思っている人には響かない。
高くても不満。
低くても不満。
中間管理職とは、不満の吸収装置 なのだと痛感する。
それでも面談に向き合う理由
面談の席で、課員がまっすぐこちらを見る。
「もっとできていたと思うんですが」
その言葉に、
「あなたの“できていた”は標準レベルなんだ」
とは言えない。
でも、
「あなたの努力は確かに見ている」
という事実は伝えたい。
また、期初の設定がはじまる・・・・









