生産技術者サラリーマンの日々

社畜サラリーマンが生産技術やお金の悩みを徒然と書くブログです。私の備忘録が共有できるとうれしいです

人材マネジメント入門を読んだ感想

1年前から係長クラスの役職を拝命して、曲がりなりにも部下がいます。これまでは個人での業務を遂行するための知識、経験をさせていただいたが、今後は組織を意識した業務運営にも意識をもっていかないといけないのかと思い、休みを利用して本を読んでみた。

今回読んだ「人材マネジメント入門」は、人材マネジメントとは!?に始まり、人事評価、賃金などの人事担当者、経営者側それぞれの視点からあるべき姿を描かれているため、多岐に渡ります。
自分は、上司としての心構えや部下を育てるための思想や考え方を学びたいので、その視点からこれは!と思った感想を述べたいと思います。

引用:図解 人材マネジメント入門
   人事の基礎をゼロからおさえておきないひとのための「理論と実践」100のツボ


目次

1.OJTの効果的な方法

OJTは相互理解が重要
OJTは相互理解が重要

 OJTとは、On Job Traingの略で、仕事を通じて学ぶこと。
 ただただ仕事を与えるだけではダメ!
 なので、以下のことが重要なのかなと思いました。

  1. 大切なことは、与えた仕事に対して、受け取った側(部下)が「自分で決定できる」「有意義」であることを実感させること。
  2. 指示する側(上司)が知識と意欲を有していて、部下に対して適切な「フィードバック」があること。
  3. 何が良くて、何がダメだったとかを論理的に説明し、相互で理解しあえることが重要

2.「はたらきがい」をもってもらうためには

社会のあらなみ
社会のあらなみ

 一般的に、会社のリーダー層に「はたらきがい」が高く、一般従業員が低いらしい。
 このギャップが小さい会社ほど、業績が高い傾向にあるらしい。
 じゃ、どうしたらよいのか!?ってことで、自分の読んだ理解としては、

  1. みんなそれぞれ不満があって、それが満たされないと「はたらきがい」が低下する。(どこでもある話でしょうが)なので、無理に持つ必要はない。自ら自然に得るもので

 外部から付与されたり、強制的に与えられるものではない!

  1. 賃金の条件も大事だけど、達成した喜び、裁量の拡大(責任間を与える)、他者からの評価などモチベーション向上=やりがい向上

つまり、自分の言葉で置き換えると、部下へは自分で進路を生み出させ、思った通りにやらせてみる。上司は、適宜その進路をフォローしてアドバイスする。成功体験をつかませることが重要

3.リーダーシップとは

リーダーシップ
リーダーシップ

リーダーは、正しいゴール(目標)を「指し示す」枠割で、リーダーシップとは、「影響力」という能力のこと
つまり、リーダーが指示した方向にちゃんとついてきてくれるといった影響力が発揮できる能力であること。らしいです。

読んだ感想としては、リーダーシップを伸ばし、リーダーとしての力を上げるには

  1. 目標、ミッションを完遂するために、人材をどのように配置し、任せることができるか
  2. 人間関係や割り当てをめぐる修羅場をどう乗り越えるか

やはり、人間関係を円滑に回すことのできる調整力やコミュ力、そして、人の性格や人格を理解して、職場が最適にかつ、目標を完遂するために人を動かすことのできる力が重要

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